平成22年10月3日
今後は、高専の諸施設の熊野市民への開放などに努める所存です。
内容は、一般市民向けと中学校・小学校教職員向けパソコン教室の2コースですが、地元企業にも公開していく予定です。
産官学の共同研究については、市の企画調整室、農林水産商工課、教育委員会が軸となって高専と地元農林漁業、商工業との共同研究フォーラムを定期的に開催していくことが望まれます。
今後、高専が熊野市にお願いしなくてはならないのは、
等です。
高専が存在しているだけで、熊野市に多大なるメリットがあり、熊野市の発展にも繋がるという事実をお知りおき下さい。
高専側の内的努力(人件費削減等)によって、ある程度の赤字削減は可能でしょうが、独立採算とまでは行きません。
今後とも、熊野市のご支援とご協力をお願い申し上げます。
高専の再建策によって、高年齢層の多い熊野市の平均年齢を下げました。
19名の早期退職、11名の新規採用、227名の入学生(昨年110名)という事実は、新旧交代による大改革の条件整備となっています。
この数字が、熊野市に与える影響は強いと言えます。
現状のままでも、9名の早期退職、4名の再雇用者の退職などで、5年以内に13名以上の雇用チャンスが生まれます。
次の雇用は、高専に、熊野市に、三重県に、全国的に影響力を駆使できる人材雇用と言うことになります。
また、本年の学生数増は、高専改革が引き続き続けられるなら、後5年は続きます。
熊野の土地に1000人以上の若者が居住し、教職員も増え、熊野市と高専の有機的結合を強化することによって、熊野市が学園都市となって行くのではないでしょうか。
またそのことによって、高専も自立できると言えるでしょう。
熊野市におかれましても、高専を熊野市の機関と位置づけていただき、施設の相互利用や人的交流を促進し、熊野市の学術研究拠点として高専を位置づけて頂きたいものです。
財政的支援については、無理は申しませんが、地方公共団体としてやるべき事業である排水工事等については、早急に実行して頂きますようお願い申し上げます。
教育活動に使う運動施設については、無料貸し出しを要請いたします。
今後とも、ご支援の程、よろしくお願いいたします。
工業高専は地域密着型として生まれ変わっていますが、地域の応援なくしてそれらの実現も厳しいものです。
工業高専が特待制度(給付奨学金)、無利子貸与奨学金制度、地方交付金、学校開放等々で、直接的に地域貢献していることなども考慮され、以下の要求事項を実現して頂きますよう、お願い申し上げます。
中学校長の話しによれば、「近畿大高専の人気は非常に強いが、通常、工業系高校への進路は10%が標準であるから、昨年までの20%を超える数字が行き過ぎであった。通常の基準になっただけである。」ということです。
「ご承知のように普通科高校においては理工系の学生が少ない。高専は理工系だから、地元中学生の高専進学希望者が今まで20%であったのが不正常で、10%程度が適正ではないのか。したがって、今回の10%減というのはむしろ適正値になったと考えるのが妥当ではないだろうか。」(教育改革室長)
18年6月13日 市長宛「要望書」
「公立私立の共存共栄を実現させるため、南郡熊野市中学生進学希望者の80%が地元公立、20%が地元私学となる諸施策を実行されますことを要望します。」
「20年度入試において、本年度と同様の結果が出た場合、この地における本校の存続の可能性は不可となります」「平成20年度入試の結果を見て、この地からの撤退を検討いたします」
廃校または移転以外に道はないのか
「工業高専の特待生数は近畿大学学園の中でも非常に多く。今後見直しが必要と考えている。」
「向井主事『大学本部の一部では移転の可能性を示唆している』『地元の子80名は来て欲しい。実際に地元の子が来ていることが重要』」「朝尾後援会長『県からの補助もお願いしたい』」
南紀新報「全国・世界にはばたく可能性」
ヨシクマ新聞「熊野から全国へ 年間10数億円の経済効果」
「競争力のない学校は『統廃合』させて行くというのが教育改革の路線ですが、東紀州唯一、準学士、学士の資格取得できる高等教育機関を存続させておくことは、あらゆる意味で重要です。」
「向井主事『尾鷲では中学校の説明会に呼んでもらえない』」
「校長『本部には,ここで特待生数を減らすと学生数が減ると言っている。そうなると学費の収入だけではなく,補助金が減ってしまい,潰れると言っている。潰すつもりならそれでいいのかもしれないが,そんな潰し方では採算があわない。移転もできずただ潰れるだけである。人だけが残ってしまう。強い子供がたくさんいるなら、地元の支援が無くても移転で生き残るのは可能。しかし,ただ単に学生数が割れてしまったからという状態では移転も何もない。存続そのものがなくなってしまう。』」
大西市議「近大高専から地元行政に対し、公的助成、入学生の枠の設定、広報等による応援の要望が出されている。要望についての考えは。」
河上市長「入学生の枠については、市の立場で申し上げることは望ましくない。」
「河上市長『県教育委員長に聞いても、学力に応じた受験指導はしているが、人数の割り当てはしていないとのことだ。市として、定員数への口出しは出来ない』」
「本校は、学生数の落ち込みを、三重県北部および他府県からの入学生、あるいは工業高校からの編入生という形でカバーしておりますが、全国的な少子化により、それも限界に達しつつあります。」「地元からの入学生が少なくては、この地に本校を置く存在意味がなくなります」「中学からの公正な進路指導をいただけるよう、ご高配、ご配慮をいただくよう、ここに強く要望するものです。」
「三重県からも学生募集に関して協力が得られないなら廃校にするのが最もよい。」
「校長『赤字だけでは廃校とはならないが、学生数が定員割れすれば別。定員調整に高専も考慮するよう県教委に要求して欲しい。』」(校長)
「本校は創設当初より、近畿大学本部から毎年2億円程度の赤字補填(累積債務100億円)を受けることによって経営を存続してまいりましたが、昨今の行財政改革の流れの中、大学本部は本校の存続に関わって財務に関わる改善計画などを求め、『一定の支出超過はやむを得ないところもあるが』『学生数の定員充足率を確保されること、自己点検評価機関における認証評価等により、教育・研究活動が適正と評価されること』を求め、学生数の定員割れが続けば撤退すると明言しています。」「熊野(東紀州)での本校の存続については、学生数の充足、地元からの支援が必須となります。つきましては本校の置かれた状況へのご理解をたまわり、三重県におかれましても本校存続への御支援をいただきますようお願い申し上げます。」
「県としても教育委員会に対して、近大高専の進学指導についてよく知ってもらうようにしたい。企業に対しても、近大高専からの就職紹介を前向きにしてもらうようにしたい。学校と東紀州対策局と一緒になって取り組みをしてもらうようにしたい。連絡会などを作って知恵を出し合いたい。私どもも、近大高専をとても大切な必要なものと思っている。』『近畿大学にはもっと高専に力を入れてもらって、大学をこっちへ持ってきてもらいたい。」(知事)
「世界の経済状況や日本の政治状況などにより、教育も地域の政治経済も大きく変りますが、近大高専の弛まぬ改革精神に、三重県と学校法人近畿大学、地元の熊野市・御浜町・紀宝町の支援があれば、東紀州で唯一の高等教育機関としてあり続けて行くでしょう。」
「姫路市が高専誘致」「市長表明 11年度開校へ交渉中」「岩見市長は『企業誘致するには人材確保が重要。(5年間の教育を受ける)高専生は“金の卵”として評価される』と誘致の理由を説明した。」「市は当初、新たな4年制大学の誘致を目指していたが、大学側から高専設置の打診を受けたという。」「岩見市長は『一流大学に編入する卒業生も多く、進学を考えても魅力がある』と話す。」
終了後、知事から「皇學館大学が撤退する。施設は撤去時、平地で返却するという条件となっている。高専が移転するなら建物もグランドもあるから金が掛からなくて済むのでは」と本校の県内存続を望まれた。
「皇學館名張学舎問題について、亀井利克名張市長が近畿大学に訪問し『河上敢二熊野市長より、近大高専が名張に誘致されるようなことがあれば、熊野市の死活問題になると言われた。名張市も皇學館に撤退される立場にあり、熊野市長の立場も理解できるので、皇學館跡には保健医療か社会福祉の関係がよい』旨の見解を述べに来られた。」
≪この時点で本校から名張市に移転するなど表明したことなかった。河上熊野市長が本校に確認もせず、亀井名張市長に誘致や移転の話しをされているもので、本校の意思表明でも何でもなかった。≫
「近大高専の存続を!他地域への移転を危惧」と題し、「近大高専の存続を願う有馬の会」山川寛会長の言葉を借りる形で、「1月31日付産経新聞に『跡地に近大高専が関心』の見出しで『(名張市から撤退する)皇學館名張学舎の跡地について、熊野市の近畿大学工業高専が進出先として名張市に接触していることが同日(30日)分かった。同高専は『候補地として関心を持っている段階』として報じられたことに、危機感を持った。」(南紀新報)
≪「産経新聞」はもちろん「存続を願う有馬の会」の山川氏や「南紀新報社」から、本校は一度も取材を受けてはいません。県立高校の入試や合格発表(3月18日)が未段階での報道により、本校と併願の受験生に与えた影響は甚大であった。≫
「『近大高専にとって本当に欲しいものは地元からの学生と行政の支援』と神野校長。『本学としては廃校になるのだけはさけたいことと、条件が合えば三重県内に残したいという気持ちはあります。ただ、教育委員会の定員調整や進路調整で熊野市出身の入学生が一時45名ほどいたものが20名を割るところにきており、熊野市の側から高専存続の必要性をなくされている。日に日に大きくなる、本部からの撤退を求める声。神野校長は『三重県は私学が育たない。公立高校の統廃合など、共存できる体制を作るべき。近大だけに金を出してくれと言うのは筋違い。これ以上、本部も債務を増やすことは出来ない。存続を望むなら、金銭を含めた官の支援が求められる』と、苦しい胸のうちを語った。」(ヨシクマ新聞)
「神野校長は『本校の生徒や職員数は800人近い。これらの交付税も多い。熊野での存続には自治体に落ちる交付税を何らかの形で本校に還元する手法や、県と市、近大で痛みを分かち合える方法を検討する必要がある。』と語った。」(ヨシクマ新聞)
累積債務は11年度末64億4千258万円だったものが、19年度末125億9千691万円、20年度末においては129億円に膨むことは明らかで、大学本部より「熊野に残すなら県への移管」もしくは「熊野からの撤退」を求められています。本校としては、廃校を避け、条件が合えば三重県内に残したいという気持ちはあります。そこで、近畿大学高専を熊野市で存続させるためには、以下の方策が求められます。
これらの複数項目について実現しない限り熊野市での存続は不可です。
これ以上、本部債務を増やすことはできません。
高専の存続は、黒字体質にならない限り不可です。
実のあるご支援を期待して止みません。」
前田市議「学校から市に対して正式な要請は出せないのか。」
向井主事「これまで市や教育委員会に、地元の学生が来てくれないと高専は存続できない、地元の協力がないと存続できないと言い続けてきた。20年度入試で判断すると言ってきたが、21年度中学卒業生の人数が増加しているにもかかわらず本校への入学生が前年よりも減ってしまっている。そのタイミングで、名張・姫路から誘致の話があった。この状況で、高専が熊野市に嘆願を出すことはできない。」
「熊野市長は『近大高専が熊野市から出て行くと市の死活問題となる』と名張市長に言って本校の「誘致をしてもらっては困る」と主張したため、三重県および名張市は高専誘致について動きにくいのが現状です。」「しかし、熊野市長は本校存続のための方策を示そうとしません。」「市会議員の話では、「高専が校印を押した要請を市に持って行かないと話は進まない」ということです。」「中に入っている中西正光県民センター長や朝尾高明高専後援会長も困り果て、『高専の方から文書を出して頂かなくてはこのままで動かなくなる』と言ってきています。」「2月23日付で熊野市長、熊野市議に朝尾後援会長より手渡して頂いた『近畿大学高専の熊野市における存続について』を現状にあわせて修正を加え、グラフなども文書の中に挿入し、市長宛に出すことにしました。」「2月23日付文書も、今回の文書も本校側の事実認識を主張しているもので、「要請書」ではありません。」「熊野市の回答次第で、三重県や名張市などの動きが急展開するものと思われます。」「本校も17年度以降、市町に対して『存続』の訴えをし、昨年度は三重県知事との会談も行った経緯もありますので、一方的に三行半を下せない状況にあります。」「ご了解の程、宜しくお願いいたします。」
「平成11年度、64億2千万円の累積債務の段階で14年度募集停止と言われていたものを改革により生き残りを図りましたが、17年度以降の定員調整・進路調整により地元入学生が激減し、20年度決算において累積債務が129億7千万円に至り、法人本部より「廃校」を言われるに至っております。
17年度以降の定員調整・進路調整の結果、地元入学生が50~60名減が生じたため、17年度~21年度の5年間で250名~300名のマイナス影響が生じ、年1億5千万円~1億8千万円の学費収入減となっており、定員割れを累乗的に評価する私学助成金も1億円程度の減収となったため財政破綻したものです。
この地域は小中学校だけでなく高等学校も統廃合を進めないため、文部科学省管轄の高等教育機関である私立高専が存続できようはずがありません。
現在、209名の定員割れが生じており、早急に立地条件の良い所への移転を実現しない限り、高専が廃校となってしまいます。
また、これ以上、本部債務を増やすことはできません。
現在、姫路(誘致)、名張(公募)などの名前が挙がっていますが、その他の県内高等教育機関からも問い合わせが複数件来ています。
本部への負担をこれ以上増やさないと言う形での誘致がなければ、近日、熊野にて募集停止をせざるを得ない状況になることをご理解ください。
以上」
別途グラフ参照
「市議『近大の撤退はないと思うが、今年は熊野市から19名しか入っていない。高専を進めてないのでは』」「教育長『進路指導はしていない。保護者と生徒が自主的に決めている』」
「市側から『高専撤退文書』が届いていることが伏されただけでなく、10日付市議宛「撤退文書」が議長から届けられていないことが明らかとなったので、全市議に速達で郵送した。」
(市議宛文書)「近大高専の熊野からの撤退について」「河上敢二熊野市長に別紙『近大高専の熊野市からの撤退について』をお渡ししました。本文書は法人本部の意向でもありますので、市議会の皆様におかれましても、学校法人及び本校の立場をご理解して頂きますようお願い申し上げます。」
「近大高専熊野市撤退へ」「学生減で債務拡大 県内への移転目指す」「遅くとも2015年までに、同市から撤退すると発表した。社会福祉学部を廃止する皇學館大の名張学舎(名張市)を第一候補に移転先を探すが、誘致がなければ10年度入学生の卒業を待って廃校にする見通しを示した。」
「近大高専が撤退」「移転か廃止検討」「慢性的な学生不足 経営改善見込めず」「10月までに決定」「名張市の皇學館名張学舎(10年度末で撤退)跡地か、兵庫県姫路市への移転、もしくは、廃止を検討するとしている。」
「近大高専熊野撤退へ」「皇學館跡地へ移転も検討」「誘致活動推進」「名張市が注目」「大学跡地に教育機関の誘致活動を進める名張市は高専側の動きに注目している。」「市は5月15日から近畿大学を含む有名私大63校にダイレクトメールを発送し、6月末までに跡地に進出する教育機関を募っているが、近大高専には発送していない。誘致活動を始める以前は、計12件の問い合わせがあったが、5月15日以降は1件もないという。」「誘致を担当する東川元信・市調整監は『近大高専や熊野市の意向を確認したうえで対応したい』としている。」
市長「支援策として奨学金拡充を検討し議会に相談したいと申し上げた。経緯はそういうところ。さらにさかのぼれば、昭和三十七年、土地の無償提供、金融機関の借り入れを市が保証するなど大きな支援を行っている。(近大高専奨学金支援拡充案を説明)。議会の意見を踏まえて執行部としても、ともに支援策を作り上げたいと思い試案として提出させて頂いた。内容はピーク時で総額六億円を貸し出すということ。貸与者数を五十人にした。金額は一定のほうがわかりやすいということで、基本的に二十五万円を貸し出す。市内外を問わず、この奨学金を活用していただきたいと内容を詰めさせていただいたところ。二年据え置いて、八年目から返済が始まり、貸し出す額と返済額が同じになるので、約六億円が貸与されている状況が続く。」「学生数確保に市として何ができるかという視点からこういう試案を作らせて頂いた。もう一つ、撤退という報道については、一部の新聞にも理事会で正式決定してはいないという報道もあったし、我々もそういう状況は把握しているので、存続を前提にして支援し、支援策の内容について合意を頂けるなら、当然近大本部、高専に対して支援策を届け、存続についてのお願いをしたい。」
「近畿大学工業高等専門学校の新たな移転候補地の一つとして、当市の大学跡地をご検討いただきたく、お願い申し上げる次第です。ご検討の程、よろしくお願い申し上げます。」
「記者会見後、熊野市議会全員協議会が開催されましたが、本校の主張について検討されておりません。」「理事会決議を経てないから、高専の撤退はまだないという論法で物事を進められているようですが、法人本部が本校の累積債務を問題化し続け、17年度以降、特待生の抑制や定員の充足を求められていたもので、20年度以降は廃校を求められていました。」「19年度の市長・町長・県議を対象として行った『高専存続問題懇談会』において、「20年度入試において、本年度と同様の結果が出た場合、この地における本校の存続の可能性は不可となります。」「平成20年度入試の結果を見て、この地からの撤退を検討いたします。」と文書報告し、懇談のテーマとしていました。」「市長は、都合の悪いところを聞かずに、答弁され続けておられます。」「『存続問題』自体が、『廃校・移転問題』を含んだものであるという認識が全くないと言えます。」「今回は、撤退問題の経緯と関係文書をお送りいたします。」
「6月19日、『熊野市議会全員協議会』において、本校への支援策の試案が出ていますが、焼け石に水でしかありません。」「問題は本校に地元熊野市から19人しか入学してこないことが主たる原因としての大幅定員割れが生じていることが撤退理由でもあるのに、県立高校の統廃合も定員削減もせずに放置してきたことを棚上げしたままで、自己批判もせず、今になって『何をか言わんや』です。」「法人本部が給付奨学生の全面的抑制、定員充足を17年度以降厳しく言って来たものですが、悪化を辿り続け『撤退宣言』せざるを得ないところまで来たということです。」「19年7月18日、市長・町長・県議を本校に招いて開催した「近畿大高専存続問題懇談会」において提出した「報告書」において、『20年度入試の結果次第で撤退の検討をする』ことを表明し、『懇談会』を行っております。」
「21年度に入って、129億7千万円の累積債務の生じた本校の熊野市からの撤退は既定路線となっているのに、新聞報道などで市長は『理事長に存続のお願いをする』と言われていますが、何度も言いますように、『本部への負担をこれ以上増やさないと言う形での誘致がなければ、近日、熊野にて募集停止』するということです。皆様におかれましても、私立学校の本校の立場をご理解頂きますよう、宜しくお願いいたします。」
「近大高専をなくさない」「神野校長が全生徒に説明」
「名張なら日本一の高専に」「近大高専存続問題 全校集会で校長が説明」
「校長は移転について『廃校の確率は10%。名張に行くとすれば夏休みが正念場』と述べた。第一候補とされる名張市の皇學館跡地の立地条件については『ものすごくきれいなところ。近大高専がそこに行けば日本一の施設を持つ高専になる。移転する場合、今の1,2,3年生は寮を利用することになる。昨年から寮費を下げ、通学生も寮生も保護者の負担が変わらないようにしている』と話した。」「最後に校長は『この町で努力してきたことが水泡に帰さないよう、この学校が未来永劫にわたって継続して教育、経営ができるようやらなければと思っている。この学校の存続のために努力は惜しまない』と語った。」(ヨシクマ新聞)
意見交換の結果、移転はやむを得ないという結論に至っている。
「熊野市からの撤退を決めた近大高専は、名張市から撤退する皇學館大学跡地の跡地利用について名張市に誘致するよう要請した。これを受け、同市は公募で申し込んだ東京、四日市の二団体と近大高専の合わせた三団体が利用の意思のあることを発表した。」(南紀新報)
「11年3月に撤退する皇學館大学名張学舎跡地の誘致活動をしている名張市は6日、跡地利用の意思表示があった3法人を発表した。市は同日、交渉相手選定のため委員会を設置。来月中旬に1校に絞り、議会に報告、来月下旬から交渉を始める方針。」「意思表示のあったのは、表明順に、平岡健康開発研究所(松阪市)、近畿大学工業高等専門学校(熊野市)、吉岡教育学園(東京都豊島区)。平岡健康開発研究所は、健康増進のための体操講座などを実施する「(仮称)名張健康学園」吉岡教育学園は外国語、日本語教育をする「(仮称)東海国際大学」の新設を、近大高専は移転を、それぞれ先月末に文書で表明した。」「これを受け、市は庁内にある部長級職員7人でつくる『大学跡地利用法人選定委員会』(委員長 前田圀男副市長)を設置。選定基準を『運営計画の具体性』『地域への貢献度』『経営の健全性』の三つとした。必要があれば各法人の担当者を呼び聞き取り調査も実施する。」(毎日新聞)
木本高校普通80名・総合160名・(定時制40名),紀南高校普通120名、総計360名(定時制込み400名)であった。
「7月6日、県教育委員会は22年度県立高校入試の学校別定員などを発表しました。木本高校普通科80名・総合学科160名、紀南高校普通科120名、総計360名ですが、22年3月中学校卒業見込みが398名ですから、本校への割り当てがあるとしたら38名という事になります。」「官で構成される「紀南地域県立高校再編活性化推進協議会」(学識経験者<三重大生物資源学部石田正昭教授>、地域有識者2名、市教育長、町教育長、紀南地区PTA連合会代表、木本高校PTA代表、紀南高校PTA代表、木本高校同窓会代表、紀南高校同窓会代表、紀南地区小中学校長会代表、紀南地区小中学校教員代表、紀南地区高校教員代表、三重県熊野教育事務所長・PTA・同窓会、木本高校校長・PTA・同窓会)において統廃合すべきは1名だけで、熊野市を代表する教育長も統廃合反対の姿勢を貫いています。」「県教委はここでの議決を大義名分に県立2校存続の路線を17年度入試以降貫いています。」「熊野市長と何度も会談を持っていますが、『定員問題は権限外である』とか『定員調整・進路調整は適正にやられている』と主張していますが、教育長・小中高校長・小中高教員が『統廃合反対』の先頭に立っており、本校の入る余地など全くありません。」「市長は詭弁を弄して本校存続をいっていますが、支援は針小棒大、定員調整の元凶である『紀南地域県立高校再編活性化推進協議会』における『統廃合阻止派』として公立側べったりの姿勢を貫いています。」「この地での公私共存は不可としか言いようがありません。」
説明会の通知は、6月22日成績表と一緒に校長名で保護者各位に郵送。保護者参加者数は約120名で、質疑応答がなされ、新しい動きがあった場合、保護者に連絡することを約束し、閉会した。
同日、第2回保教会運営委員会において移転問題も話し合われた。
「近大高専は、本市になくてはならない重要な高等教育機関であると考えており、熊野市での存続のため、これまで以上に連携・協力をしながら、本市として最大限の支援をしてまいりたいと考えております。近畿大学工業高等専門学校の熊野市での存続について、格別のご配慮を賜りますよう、熊野市及び熊野市議会を代表してお願い申し上げます。」
地域外から市内の寮や下宿に住む学生一人当たり5万円分、学校に対し毎年補助
広報等の協力、学校及び周辺環境整備等、できる限りの支援を行う」
「『時すでに遅し』『焼け石に水』の支援では本校の将来的存続となりえないと言うこと、相も変わらず定員調整・進路調整の問題を放置し、地元学生の確保をお座なりにしていると言うことです。」「今回の支援策は、16年度以前に出されていれば評価に値するものだと言えますが、県立高校を統廃合させないために高専に学生を送らないという県教育事務所、市教育長、県立高校長、同教員(三教組)らの談合を潰せないものです。」「市は高専の学費が高いから学生が集まらないので給付・貸与の奨学金を出すと言わんばかりですが、この制度を適用しても中学校において『高専は東大など一流大学の博士が教員で、君の学力では付いていけない』と進路指導を受けますから、授業料が高かろうが安かろうが入学生が増えません。熊野市には『最後通告』を出すべきと思います。ご決断お願いいたします。」
「熊野市長と議長が、署名2000人分と『要望書』を持って本部に来られた。貸与・支給奨学金、補助金等出されているが『焼け石に水』。西淡路島の高校跡地への誘致が来た。姫路、名張、熊野と同じ俎上に乗せ『移転先』を決めることになる。」
「近大本部の清水学監、杉浦常務理事、田中総務部長から、本部としては『近大高専の撤退は決定していないが、全国的な少子化の中で学校法人の今後のあり方をどのようにしていくかが大きな課題。特に少子化が進む地方における学校運営が大きな問題となっている。近大本部から近大高専に対して、今後もこれまでのように多額の繰り出しを行うことは困難』との見解が示された」
17年度以降の定員調整・進路調整による本校への地元入学生激減が撤退の一義的理由であるのに、「時すでに遅し」「焼け石に水」の「支援策」など何の効果もありません。
今回の熊野市の「支援策」について論及します。
熊野市は「高専貸与奨学金」について、「毎年度、年25万円を学生50人に無利子で貸与する。対象は1年から5年で出身地制限を撤廃する」と提案しています。
本校独自の「貸与奨学金」は「1~3年生30万円、4~5年生50万円、総枠760万円」で、応急貸与など柔軟なシステムとして機能しており、熊野市の制度は今もありますが3人しか貸与に応じていません。
熊野市は「支給奨学金」を、「毎年度、熊野市出身高専生10人に年7万2千円を支給する。世帯所得が低い場合には、貸与奨学金の枠が余れば、支給と貸与両方の利用可」と提案しています。
しかし、本校には「給付奨学金制度」があり、「1~5年35万円・25万円・15万円、4~5年60万円・45万円、年額総計8千190万円」のレベルにあり、熊野市の最大年額360万円では焼け石に水としか言えません。
熊野市は「補助金制度」を創設し、「地域外から市内の寮や下宿に住む学生一人当たり5万円分、学校に対し毎年補助する」と提案しています。
この補助金額は、年額200万円以下のもので、経常経費で2~3億円赤字(今まで法人本部が支援、今後は不可と言われている)が出ている会計にとって「焼け石に水」でしかあり得ません。
今回の「支援策」は、16年度以前に出されていれば評価に値するものだと言えますが、本校の経営存続問題の元凶が17年度以降の「県立高校統廃合問題」や「定員調整・進路調整」による学生激減問題=財政破綻であり、そのことに対する回答となっておりません。
撤退移転問題の説明。
[近大高専、少子・高齢化著しき土地にて、死力を尽くして頑張ってきました。近大高専、廃校を避けるための諸方策がでてきておりますが、ご理解を頂きますこと、お願い申し上げます。]
「名張市は8日、市議会全員協議会で、誘致交渉を進めている近大高専に対し、9千万を上限に移転費用の一部を助成する方針を発表した。同市は移転経費の一部負担や付近の市有地(3万1千98㎡」の借用、皇學館大備品の活用などの要望に応え、校舎とグランド新設費に対して助成する。)
「工業高等専門学校は、平成23年3月をもって熊野市有馬町からの移転又は学生募集停止をする。今後は、移転先第1候補地の名張市と具体的交渉に入る。」と決議。
「学校法人近畿大学は15日、近大高専を熊野市から撤退し、名張市の皇學館大学跡地を移転候補地にすることを決めた、と発表した。」
「近大高専の熊野市からの撤退発表を受け、生徒の保護者の一部が『近大高専の存続を願う親の会』を設立し、在校生の卒業までの存続を求め、署名運動を始めた。」
校長より「1月14日の理事会において、『23年3月でもって熊野市有馬町からの撤退を決め、移転先候補の名張市と具体的交渉に入る』ことが決議された」ことを報告。
理事会決議「熊野市有馬町からの移転又は学生募集停止」と今後について審議。
近年、17年度以降の定員調整・進路調整などの煽りを受けて熊野からの入学生が激減したこと等を理由に、学校法人より「募集停止=廃校」を言われるようになっていました。
22年1月14日、近畿大学理事会において「23年3月をもって移転又は学生募集停止する。今後は移転候補先と具体の交渉に入る。」と決議されました。
大手私学設置の近大高専の「廃校」は、全国の国公私立高専に与える影響は甚大であり、引いては日本の技術力の継承・発展とイノベーションの創出に影響を与えることからも、大所高所に立った視点での「存続」が望まれるところです。
現在、学校法人と名張市との間で移転に関わる交渉が続けられています。
名張市は、「近畿大学と同じ近鉄沿線となる」「特急停車駅で交通の便が20倍以上よくなる」「広域からの通学生を見込める」「名張市の中学生の過半が他地域または県外に進学している」等、移転先の立地としては優れています。
学校法人と名張市が具体的条件について合意できれば、23年4月移転と言うことになり、合意できなければ23年度募集停止、26年度廃校となります。
校長としては、教職員、学生、保護者、同窓生、OB教職員、全国の高専関係者の期待に応え、本校が「未来永劫存続」できるよう、最後まで可能性を追求して行きます。
「23年4月、名張市に移転する」ことについては、近日の理事会において決議される見込みで、その後、法人と名張市との間で、正式調印されます。
また、400人収容の学生寮の案もありましたが、寮費が高くなることや、将来的に通学生が増え、空き室が生じるなどのため、寮建設は取り止め、地元のホテルや賃貸住宅などを本校が一括で借り上げて使うことを考えております。
1~3年生については、同一箇所での寮生活が営めるようにし、寮監・宿直教職員・指導寮生による教育的指導体制も維持します。
現在、在校している学生全員の移転先での入寮金を減免し、熊野の通学生については部屋代の補助を行います。
学生の生活については、本校だけでなく市あげての体制をつくって頂きます。
高専の廃校を避け、三重県内に残すという名張市移転について、皆様におかれましても、ご理解・ご協力をお願いいたします。